とりあえずやってみる、準備に時間をかけるとチャンスを失うという事実
「とりあえずやってみる」
これって何をするにも重要なことだと思います。
結局、「アクションを起こさなければリアクションは起きない」ですからね。
こんな話があります。童話的なお話ですが。
【同じ行動をしたのに、決定的に違う結果が出てしまった2人の男の話】
ファミリーレストランで2人の男性トムとマイケルがお昼を食べていました。
そこで、1人の年老いた老人が・・・。
その老人は、トムとマイケルの席にいきなり座るなり、「若者よ、ちょっといい話があるんだが、聞きたいかな?」と言いました。
トムとマイケルはビックリしましたが、特に断る理由もないので、その老人のちょっといい話を聞くことにしました。
老人は次のように話はじめました。
『若者よ、窓の外を見てみろ。あそこに山が見えるじゃろ?
わしは、あの山に財産を隠したんじゃ。わしが今まで貯めた財産をすべて箱に入れて、穴を掘ってそこに隠した。
わしは残念ながら、身内の者がいない。そして、わしの命もそう長くない・・・。
そこで、1つ提案があるんじゃ。
これから3時間、わしの話を黙って聞いてくれたら、お前ら2人に山に隠した財産の場所を教えてやる。』
この話を聞いたトムとマイケルは、話の信憑性を疑いながらも、老人の話を聞くことにしました。
老人は話し始めました。
話の内容は自分の今までの人生についてでした。時に、ボォーと遠くを眺め、時に眼鏡越しに見える瞳の中に光るものを輝かせながら・・・。
そして、3時間が過ぎました。
老人は約束通り、山に隠した財産の場所を詳細に語り出しました。山の入り口から穴を掘った場所までを詳細に。
そして、その山がどれだけ険しいか、どれだけ天候が変わりやすいか、どんな野生の動物がいるかなども付け加えました。
話し終わったあと、その老人はまるで秋の落ち葉が風に舞うように、トムとマイケルの前から姿を消しました。
老人の話を聞いた2人は、何事もなかったようにそのレストランを出て、それそれの家路に向かいました。
しかし、2人がこの後にとった行動には、【大きな違い】がありました。
トムはまずアウトドアショップに向かいました。
山を登るための最適の準備をしようと考えたわけです。
靴は登山靴、大きなリュックサック、防水加工された洋服などなど。
山を登り切るために必要なものをすべて買い込みました。
まさかの時に備え、3日分の水と食糧もリュックサックに入れておきました。
完全装備です。もう、気分はエベレスト登頂を目指す登山者のようです。
一方、マイケルはレストランを出たあと、1本のミネラルウォーターとおにぎり2つを買い、すぐに老人に教えてもらった場所に向かいました。
トムと違って、特にこれといった準備はしませんでした。
老人が隠したという財産がある場所に向かって、一直線に、一歩一歩確実に歩き出しました。
完全装備したトムが、山を登り、財産が隠された場所に辿り着きました。
しかし、財産なんてどこにもありません。
「騙された・・・」
トムはそう思いました。そして、泣く泣く下山しました。
後日・・・
トムはマイケルと再会しました。
しかし、その日のマイケルは、トムが知っているマイケルではありませんでした。
どちらかというと、普段はトムがマイケルの兄貴分のような関係でした。
しかし、その日、トムは2人の立場が逆転してしまったような気になってしまいました。。
というのも、マイケルは真っ赤なスポーツカーに乗って登場してきたからです。
来ている服もいつもと全く違います。
きれいに仕立てられたスーツを着て、靴はいつもの汚いスニーカーではなく、キラキラ輝く革靴を履いていました。
別人のようになったマイケルは、いつもと何も変わらないトムに向かって次のように言いました。
『トム、まさかあの老人の話がホントだとはな・・。
正直、期待半分、疑い半分くらいだったよ。
当然だよな。あんな話を真に受ける奴なんていないよな。
でも、俺はとりあえず山に登ってみた。騙されたら、それはそれでいいやと。登山を楽しんだと思えばいいやと。ちょっとした運動にもなるし。
で、目的の場所に行ってみて、穴を掘ったらビックリしたよ!
本当に財産があったんだ。全部持ち帰るのが大変なほど。
トム、君は利口な男だから、あんな話は信じなかったんだろうな。
僕は君ように利口じゃないからな。どちらかというとバカな男だ。
バカだから、期待半分な自分を信じて、山に登ってみたよ。
そしたら、思いがけない結果を手に入れてしまったよ!
トム、僕は明日、この街を旅立つことにするよ。
長年の夢だった、ヨーロッパ留学をすることにしたんだ。
将来は、政治家になるつもりだ。
こんな僕が政治家を目指すなんてバカげたことにように聞こえるかもしれないけど、僕はとりあえずやってみるよ!
とりあえず、可能性を信じて山に登ったようにね。
トム、今までありがとう!では、またいつか再会しよう。』
スポーツカーに乗ったマイケルが視界から消えた後、トムはなんともいえない気持ちになりました。
トムは自分も山を登ったことを言い出せませんでした。
自分も期待半分な自分を信じて、山に登ったことを言い出せませんでした。
そして、こう思いました。
僕もすぐ山に登ればよかった。準備に時間を掛けすぎた。。完全装備なんてする必要なかったんだ。僕は何をビビっていたのだろう・・・・・・。
【おわり】
トムとマイケルは同じ行動を起こしました。
老人の奇妙な話を信じました。
そして、山に登りました。
しかし・・・
一方は膨大な財産を手にいれ、夢に向かって旅立ちました。
一方はいつもと変わらぬ日常を過ごしています。
2人の違いは・・・?
それは、【行動を起こすまでの時間】です。
財産を手に入れたマイケルは、難しいことを考えず、とりあえず山に登ってみました。とりあえず、行動を起こすことを最優先したんですね。
一方、いつもと変わらぬ日常を過ごすトムは、あれこれと考え、まずは登山の準備を最優先しました。
入念な準備をしないと険しい山を登ることはできないと思っていたんですね。でも、それは考えすぎでした。。
そして、準備に時間をかけた結果、チャンスを失ってしまいました。
「とりあえずやってみる」
これって、何をやるにしてもとても重要な考えだと思います。
もちろん、英語学習にも当てはまります。
とりあえず、何かをやらなくては何も変わりません。
アクションを起こさなければ、リアクションは起きません。
英語環境を作らなければ、英語は上達しません。
だから、僕はスピードラーニングで英語環境を作りました。
あれこれ考えすぎたり、無数にある英語教材を比較検討することなんてしませんでした。
準備に時間をかけるとチャンスを失うことを知っているからです。
「聞き流すだけで英語ができるようになる!」
これが本当かどうかなんて、正直、どうでもいいことだと思っています。
それよりも、英語に接する時間を長くする。
簡単に英語に接することができる環境を作る。
ここに重点を置きました。
だって、英語に接する時間が長くなって、英語を耳にする機会が増えれば、やらないよりも確実に英語力がアップするのは目に見えていますから。
僕はトムではなく、マイケルのようにスピード行動派ありたいですね!
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